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バシャール:モーセの十戒

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モーゼは神の言葉をもたらす”予言者”として本当に実在した人物であると、バシャールは話しています。彼は、ダリルがバシャールをチャネリングするように、テレパシーとチャネリングによって”神の言葉”を言語に変換し、世に広めていった人物なのです。

モーゼが”神”からの啓示によって創ったとされる”アーク”は、チャネリング装置であったとバシャールは話します。そして、実際に”アーク”を用いてモーゼが交信していた相手とは、”神”でも何でもなく、極めて高い次元に存在する”高次的存在”であったと、バシャールは話しています。ここで理解して欲しい事は、世界中に存在する神話の共通点は、”高次的存在”があるという事です。

現在まで伝わるモーゼが受けたとされる”十戒”は、受け取る側のモーゼのフィルターを通ってやってきています。当時の彼の意識のフィルターには、”恐れ”を基盤とするフィルターであった為、真意が曲げられて伝えられているとバシャールは説明しています。その代表例が以下になります。

モーゼの十戒の最初のタブレット:私以外の何者も神としてはならない。
本当の真意:“大いなる全て”(創造主)は全てである。←例え貴方達が”神ではない存在(邪神)”だと考える存在があったとしても、それも含む”全て”こそが、“大いなる全て”(創造主)であるという事。

モーゼが交信していたとされる高次的存在は、極めて高い次元に存在していたと話します。従って、次元を下降して情報を伝達するという事は、自動的に高質な情報が削ぎ落とされてしまう事を意味しています。そして何よりも受け取る側の”フィルター”によって更に真実がねじ曲げられ、上のように全く異なる型で伝わってしまったのだと、バシャールは説明しています。

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