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バシャール:始まり

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物質界はポジティブとネガティブの両方のエネルギーで作られていて、ポジティブのメカニズムは、統合、結合、拡張といった形で存在し、ネガティブのメカニズムはその逆の断絶、分離、縮小といった形で存在していると、バシャールは説明しています。これらの”基本型”のメカニズムをしっかいりと把握する事で、ネガティブな波動をニュートラル化して捉える事が出来るようになり、これにより自分自身のネガティブ波動に呑まれる事なく、ピュアでポジティブな貴方を拡張する事ができる、というわけなのです。

この自然界のメカニズムを大いに把握出来た貴方は、アーティストのように、光と陰の色のパレットを上手に使って、色々な体験を描いてゆけるようになります。例えば、自分のココの部分をもっと拡張して成長させたい、それならば、もっとこの辺の陰を強くして、光を掴み易いようにしてみよう、といった具合に、自分自身で調整してゆけるようになる、というわけなのです。

地球上に存在する宗教や多くの文献には、”正義と悪”や”光と闇”、”天使と悪魔”といったように、二つのメカニズムを伝承していますが、これらの始まりは自然界に存在する、昼と夜、詰まりは太陽と月が始まりであったと、バシャールは話します。だからと言って、昼がポジティブで夜がネガティブだと言っているのではなく、何のメカニズムの根拠なく、古代の人達がそういう風に解釈した、というだけなのです。詰まり、夜は何が潜んでいるか見えないので、怖い。怖い=私達の遺伝子に含まれる”生存競争スイッチ”がオンになるので、自然とこれらのコンセプトが私達の総合意識にインプットされていったのだと、バシャールは説明しています。

人が増えてカルチャーが複雑化してくると、”正義と悪”や”光と闇”、”天使と悪魔”のこれらの単一波動に、沢山の付録波動をつけた”物語”が作られるようになってゆきます。それらの入り交じった波動の世界が、現在の3次元密度の世界だというわけなのです。

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